異業種交流会などで、よく聞かれます。
企業か個人か
企業と個人とのどちらに頼むかは、大きなポイントですが
組織の作り方や作業の仕方はそれぞれなので、断言できない部分があります。
個人とは言っても、部分的に外注するなど、実際は複数人で作業している場合もあります。
企業の特徴
個人より企業の方が取引先としての信用度が高いのは言うまでもありません。
人が多く分業しているので、早く出来上がる可能性が高いです。
個人事業主の方は、新規受付を停止している方もいるくらい。
個人の特徴
企業は多くの場合、デザイン担当、文章担当、お客様対応担当と分かれています。
個人に依頼すると問い合わせる人と作る人が同じなので、安心感があるかもしれません。
そのひとりが倒れたら作業が進まないという意味ではデメリットにもなります。
企業ほどシステム化されておらず、上司と部下の関係もありません。
そのため、本人の裁量で決められる部分が大きいと考えられます。
個人でも、本当に無理な要求はお断りしますので期待はしないでください。
代わりの案を出したり、スケジュールを調整したりして、できる限り満足頂けるように頑張っています。
個人に頼むと安い?
自宅で作業するフリーランスの場合は、事務所の家賃もかからない。
社員を入れる必要がなければ、採用に関する費用や研修中の教育費などもかからない。
個人は、そういう意味では割安に作れるでしょう。
しかし実際は、その差以上にホームページの制作費は「ピンキリ」です。
後で述べますが、大変な安価で作っている企業もあります。
ホームページの価格はどこから生まれる?
そもそもwordpress、wixなど、多くのホームページサービスは無料で使えるものです。
何ならwordpressさえ使わなくても、ホームページは作れます。
レンタルサーバーも、広告付きでよければ無料のものがあります。
独自ドメインの取得にもこだわらなければドメインの費用もかかりません。
完全に無料で作ってしまうこともできるのです。
では、価格はどこから生まれるのか?
それは、「知識」と「作業」です。
格安業者は、自社でひとつ作ったテンプレートをそのまま使って、画像と文章を流し込む仕組みになっていることが多いです。
作業としては、お客さんにデータを頂いた後、ほぼコピー&ペーストで完了。
ただし、後々のレイアウト変更が高額な場合もありますので
格安の業者に依頼するときは特に、メンテナンスについて注意しておくことがおすすめです。
それなりの価格のする業者は、
見る人を惹きつけるデザインを勉強して、お客さんごとに異なるものを考えます。
お店が検索上位に表示されるよう、新しい情報を収集し続けて作戦を練ります。
頂いたものそのままコピー&ペーストでなく、独自のものを考えるのです。
得意分野
ホームページ制作には、様々な知識が必要になります。
業者の得意分野が、ニーズに合っているか確認しましょう。
とにかく見られるページが何か欲しい!という場合は良いでしょう。
安価にやっているということは、制作はメインの作業、メインの利益ではなく
他のところで収益を得ている場合があるので注意です。
または、価格以外で勝負できるところがないのかもしれません。
SEOとは、検索エンジンでキーワード検索したときに、上位に表示されるために行う施策のことです。
上位に表示されれば、クリックされる確率が高くなり、集客が見込めると考えられます。
上位表示は作れば終わりではない部分で、継続してブログを更新したり、手入れをしていく必要があります。
依頼する側の手間も考えて、無理ないスケジュールで進めること、
継続してかかる費用についても確認しておくことが大切です。
マウスを近づけると動く効果、動画などを駆使してカッコイイホームページができます。
ターゲットが高齢者の場合には向かない可能性があるかもしれません。
凝った作りにしすぎると、表示速度が遅くなるので注意です。
美容院、歯医者、飲食店など、それぞれの業種に特化したページを作る業者です。
予約などのツールが付いていることもあります。
こちらもテンプレートを使用して安価になっていることがあり、
変更したい箇所には大きな費用がかかることがあるので仕様を確認しましょう。
わかってくれる、信頼できる業者
実績やブログなどを見て、考えに共感できる人。
サポート体制が整っていて、何かあったとき対応してくれる人。
そんな人になら、「任せたい」と思えるのではないでしょうか。
ホームページは、24時間、365働いてくれる営業マンです。
イメージ写真を撮影して、こだわったデザインと文章で、「あなた」を伝えられるものになれば
その営業マンは、きっとたくさんのお客様を連れてきてくれるはず。
ホームページとは長い付き合いになるので、考え方が合っている人。
完成後もサポートがしっかりしている人。
そんな風に選ぶのがいいと思います。