先日、あるサイトでネット予約をしていたときのこと。
サイトの使い方が特徴的で、迷いながらも何とか予約しました。
しかし、予約完了メールを見て内容を間違えていたことに気がついて、予約を変更することになりました。
その予約変更も、どのメニューを選べばよいのか迷いに迷って、時間がかかりました。
とにかくクリック数が多くて手間がかかってしまいました。

企業としては相当の大手で、見た目は今っぽいフラットデザインで、キレイなのです。
そうじゃない、力を入れる場所はそこじゃない!!
反面教師にするということで、何とか気持ちを落ち着けたいと思います。

詰めすぎ注意!お客様目線でおもてなしを

起業や開店にあわせてホームページを作りたいと考えている方もいらっしゃると思います。
つい、あれもこれもと内容を詰め込んでしまいがちです。
でも、時にはユーザー目線で客観的な視点になってみてください。
お客様をお店やご自宅に招くのと同じです。
おもてなしの心を持って考えましょう。
ホームページを訪問してくれた瞬間から、サービスが始まっているとも言えるのです。
内容が良くても居心地の悪いサイトは「二度と来たくない!」って思われてしまいます。
下手すると恨まれます!!
気をつけるべき点を見ていきましょう。

おもてなしのために、気をつけるポイント

少ない操作で目的にたどり着ける構成

サービス説明がたくさん並んでいて、下のほうにボタンがあるような構成のサイトは、
目的がはっきりしている人にとってはスクロールが手間になるだけ。
また、クリックが多いと、目的を達成するまでに何度も画面を移動する必要があり、面倒です。
そんなサイトを見ているときに、地下鉄などで圏外になってしまったら……
もっと使いやすい他のサイトに目移りしてしまうかもしれませんね。

文字の大きさ

スマートフォンで見たとき、パソコン用ページをそのまま縮小して表示しているサイトがあります。
そのようなサイトは文字が非常に小さいので、見やすい大きさへ拡大する手間がかかってしまいます。
しかも、スマートフォン対応されていないサイトはユーザーのことを考えていないと見なされ、SEO的にも不利になります。

クリックしやすさ

クリックできる部分の大きさが小さいと、狙いを定めてクリックしなければなりません。
ゲームしてるんじゃないんだから……。

配置

同列に語れるものは並べて表示すると比較しやすいですね。
視覚的に示せるものは図で示すと、早く理解してもらえます。

問い合わせ先を明記する

電話番号、メールアドレス、問い合わせフォームなど、
疑問や不具合があったとき、何かの方法で受け付けられるようにしておきましょう。
問い合わせできないと、無責任な運営者だと思われてしまいます。

場所に関する情報

例えば都道府県。
全国から都道府県を選ぶようにする方法があります。
また、第一段階として「関東」「東海」など地方を選んで、そのあと都道府県を選ぶ方法もあります。
どちらが良いとは一概には言えませんので、データの件数などから考慮します。
日本地図の画像が表示されていて都道府県の部分をクリックさせる方法はおすすめできません。
視覚的にはわかりやすくても、クリックしにくい県が出てしまうためです。
地図から、路線から、駅からユーザーが探し方を選べるサイトは大変使いやすいと思います。
使いやすい代わりに、機能を準備するために手間やお金がかかるでしょう。

相手のことを考えたデザイン

意外性のあるデザインは、作る側としては魅力的に思えるかもしれません。
でも、ユーザーから見ると、操作に慣れていないため迷ってしまうことがあります。
ただキレイなだけじゃない、おもてなしの心をもったデザインをしていきたいですね。

ひとみウェブは、使いやすさを意識したご提案にこだわります。